肯定する力、生き切る

少し肩の力が入り過ぎている気がする。

 

やらなきゃいけないこと。やるべきこと。世の中にはたくさんあるけど、それは本当に全国民が絶対的にこなさなきゃいけないものなんだろうか?

 

そんなことないよね。

仕事なんて完ぺきにこなさなくてもいい。

べつに一生結婚しなくてもいい。

一生実家暮らしでもべつに捕まんない。

就職のストレスで毎日が憂鬱になるくらいならいっそラクなアルバイトして楽しく遊んで暮らせばいい。

誰からも好かれなくていい。

友達がいなくてもいい。

夜に眠らなくてもいい。

休日は一日中ベッドでゴロゴロしてたっていい。

とりあえず死ぬまで生きられればいい。

 

本当に人生でやったほうがいいことって、京大卒の(元?)ニートのphaさんが言っていたことだけど、自分が何をしているときにいちばん幸せを感じるか、何をいちばん大切に考えているか。

それさえわかっていれば自ずと道は開けるし、毎日は幸福になるんじゃないかと思う。

 

わたしはレコードショップでワールドミュージックの棚をサクサク掘ってるときと、こんなふうにゆるく文章を書いてるとき、温めた甘あいミルク紅茶を飲みながらルーキーを眺めてるとき、限界まで筋トレして身体が疲労に包まれるとき、そこはかとない幸せを感じる。

 

人生に於いていちばん大切にしたいことがたとえば「遊びたい」「いつでも可愛くネイルしてたい」「いつでも自分の好きなメイクでいたい」「金髪でいたい」とかでも全然いいと思うし、そこに優劣なんてない。

遊びたいなら週3日は働いて4日休むアルバイトをするとか、ネイルしてたいならパチンコの清掃とか(!?)金髪でも働けるとこなんてたくさんある。

自分が大切にしたいことがわかっている。それは素晴らしいことだ。

それを軸にして、定職につくのか、結婚するのか、ニートになるのか、あるいは思い切って海外で働いてみるとか、生き方のモデルはいくらでもあるしいくらでも作っていけると思う。

 

なんとなく夜はもやもやして不安になるので、こんなふうにつらつら書いていきます。

大野雄二のジャズアルバムを聴きながらベッドに寝転がる。少し開けた窓からは近くにある牧場から微かにただよう牛の匂い。これもまた幸せか。